当院の親知らず抜歯の特長

親知らずとは？

親知らずは、永久歯のなかで最後に生える一番奥の歯です。正式には「第3大臼歯」と呼ばれ、成人してから生えることから「智歯」とも呼ばれます。生え方には個人差があり、

• はじめから存在しない方
• 斜めや横向きに生える方
• 顎の骨に埋まったままの方

など様々です。

正常に生えてしっかり噛める場合は問題ありませんが、歯や歯ぐきに悪影響がある場合は抜歯が必要です。

親知らずのトラブルが増える理由

現代人は顎が小さくなり、親知らずが生えるスペースが不足しがちです。その結果、

• 斜めや横向きに生える
• 一部だけ歯が見える
• 骨の中で埋まったまま

といった状態になりやすくなります。

このような場合、

• むし歯・歯肉炎
• 歯並びの乱れ
• 顎関節症

などの原因になることがあります。

親知らずが痛む原因

親知らずが生える途中で歯ぐきが傷ついたり、細菌感染して炎症が起きると痛みが出ます。

• 歯ぐきが部分的に被さり不衛生になりやすい
• 智歯周囲炎（ちししゅういえん）という炎症が20歳前後によく見られる
• 疲れ・ストレス・妊娠などで悪化しやすい

妊娠前の女性には、トラブルが出る前に抜歯をおすすめします。
妊娠中は薬やレントゲンの使用に制限があるため、安全な時期に処置を済ませておくと安心です。

親知らずが引き起こす主な口内トラブル

抜歯をすすめるケース

• 歯ぐきの腫れや痛みを繰り返す
• 親知らずや隣の歯がむし歯・歯肉炎になっている
• かみ合う歯がなく、歯ぐきを傷つけている
• 顎関節症などの原因になっている
• 食べ物がよく詰まる
• 歯並びやかみ合わせに悪影響を与えそう

痛みや症状がなくても、将来トラブルになりそうな場合は早めの相談がおすすめです。

安全な抜歯のためのCT診断

親知らずの近くには神経や太い血管があります。歯科用CTで位置を立体的に確認し、必要以上に歯ぐきを切開したり骨を削ったりしない安全な抜歯を行います。

抜歯中の痛みについて

麻酔をしっかり効かせるので、抜歯中に痛みを感じることはほとんどありません。

• 表面麻酔 → 注射麻酔の順に行い、針の痛みも最小限に
• 万が一痛みがあれば、麻酔を追加し痛みが完全になくなってから抜歯

親知らずの抜歯の流れ

抜歯後の注意点

親知らずの抜歯費用（保険診療）

※詳細は[料金表ページ]をご確認ください。

「親知らずが気になる方」は早めの相談を

親知らずは放置しても問題がない場合もありますが、一度トラブルが起きると強い痛みや腫れを伴い、抜歯が難しくなることがあります。歯科健診で早めに状態を確認し、必要な処置を安全に行いましょう。

「親知らずが心配」「抜歯が怖い」方も安心してご相談ください。